洋食香味亭のブログ › 2010年06月21日
2010年06月21日
坂の上の雲
まことに小さな国が今開花期をむかえようとしている、、、
で始まる、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」先週読み終えました。長編小説なので3ヶ月ほどかかりました。
明治維新後、日露戦争でコサック騎兵団を破った秋山好古、バルチック艦隊を撃破した秋山真之の秋山兄妹と短歌、俳句の世界に新風を吹き入れた正岡子規を描いた小説です。
勉強になりました。みんな明治の時代を必死に生き抜いています。敵に立ち向かう為の勉強、研究、努力など。。。正岡子規の結核と言う当時不治の病にかかりながらも、自分の生きる道を必死に生き抜く強さや明るさ。
今の時代は色々な環境が与えられすぎていて、色々物を考えすぎている様な気がします。
当時の日本は与えられた環境の中でみんな必死に生きていた。あの頃の志を忘れぬようにしなくてはいけないと思います。